ドライブ
2017.06.30 (金)
那智山は熊野三山の一つで
熊野信仰の霊場として長い歴史があります

那智大社で参拝を済ませて
奥に進むと青岸渡寺があります

もともと那智の滝を中心にした
神仏習合の一大修験道場でしたが
明治初期に青岸渡寺と那智大社に分離しました
神仏習合(しんぶつしゅうごう)とは?
日本土着の神祇信仰(神道)と仏教信仰(日本の仏教)が混淆し
一つの信仰体系として再構成(習合)された宗教現象のことを言うそうです
神仏混淆(しんぶつこんこう)ともいうそうです

本堂をさらに奥に進むとそこには・・・
那智の大瀧との調和が美しい朱色の三重の塔が見えます
ここは絶好の撮影スポットでした

石灯篭の窓から見る那智の滝

遊び心で撮ってみました
高台から眺める、赤い三重塔と那智の滝は
ため息が出るくらい素晴らしい景色で感動ものでした
しばし、景色に見惚れて佇んでいましたが
その後、階段を下りて(汗)三重の塔に向かいました
下りるのは簡単、しかし帰りは階段を上らなきゃいけません・・・・(どきどき


この塔は、天正9年(1581年)に豪族の対立により、焼失してしまいました
現在の三重塔は、昭和47年、(1972年)400年ぶりに再建されたものです
再建された塔の高さは25m、一辺の長さ12m
各層は美しい格天井(ごうてんじょう)と板壁画で飾られています

塔三層に飛瀧権現の本地仏(ほんじぶつ)「千手観音菩薩」
塔二層に尼子十勇士(あまこじゅうゆうし)
山中鹿介(やまなかしかのすけ)の
持仏堂(じぶつどう)の本尊であった「阿弥陀如来像」
そして塔一層には飛瀧権現
不動堂にまつられていた「不動明王」が安置されています

優しい笑顔の布袋様に見送られて
青岸渡寺を後にしました・・・
那智の滝、那智大社、そして青岸渡寺と
たくさんの階段を、上ったり下ったりで
体は、マジしんどかったですが
素晴らしい景色を拝むことが出来て
心はすっきりしていました


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